滅失登記や解体証明はどこから発行するの?分かりやすく徹底解説します!【2023年最新版】

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滅失登記とは

建物や土地を取得する際には、所有権の移転登記が必要ですが

建物を取り壊して跡地を販売する場合には

建物の滅失登記が必要となります。

滅失登記とは、建物が解体されて存在しなくなったことを

登記する手続きであり

所有権者が登記簿に申請することで行われます。

滅失登記には、次の手続きが必要です。

1.建物の解体を行う

まずは、建物の解体を行います。

建物解体には、解体業者や建設会社などが専門的に行っています。

建物解体後、建物が完全に取り壊されたことを確認します。

2.不動産登記簿謄本を取得する

建物が完全に取り壊された後

所有権者は不動産登記簿謄本を取得します。

不動産登記簿謄本には

所有者名や土地・建物の詳細な情報が記載されています。

3.登記申請を行う

不動産登記簿謄本を取得した後

所有権者は「建物滅失登記申請書」を作成し

所在地の登記所に提出します。

申請書には

建物の詳細な情報や解体が完了した日付などを記載します。

4.登記が完了するまで待つ

登記所が申請書を受理した後、審査を行い

問題がなければ滅失登記を行います。

登記が完了するまでには

数週間から数か月かかることがあります。

滅失登記を行うことで、建物が取り壊されたことが正式に登記され

その土地を購入する際には

建物が存在しないことが明確になります。

また、土地の評価や所有権移転などの手続きにも必要となるため

滅失登記は重要な手続きの一つとなります。

解体証明とは

解体証明とは、建物や構造物の解体を行う際に

市町村や都道府県などの自治体が発行する

証明書のことを指します。

建築物を解体する際には、解体の事前届出が必要な場合があり

その際に解体証明が必要になることがあります。

解体証明には、解体業者や発注者が申請し

自治体が審査して発行します。証明書には

解体を行う建築物や構造物の詳細な情報が記載されています。

具体的には、建築物の名称、所在地、構造、敷地面積

階数、解体予定日、解体業者の名称や住所などが含まれます。

解体証明は、建築物の解体が法律や条例に適合していることを

証明するものです。

また、解体工事が行われる際には

解体業者が必要な資格を持っていることが求められます。

解体証明には、解体業者の資格の有無や

法令に基づく解体手順や処理方法が記載されている場合があります。

解体証明は、建物を取り壊すことができる前提となる

重要な書類であり

建築物の所有者や解体業者が所有する必要があります。

建物の解体を行う際には、必要な手続きを遵守し

解体証明を取得することが重要です。

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